月別アーカイブ: 2008年9月

H20.10.19より最低賃金が上がります

最低賃金は、平成20年10月19より変更となります。
北海道の場合、時給667円(13円UP)となります。

計算では、皆勤手当、家族手当、通勤手当、時間外割増手当、
臨時に支払われる賃金を除いた支給額が、時給667円以上となる必要が
ありますので、注意してください。

年金記録の改ざんの問題

社保庁の不祥事はもう何でもアリなのかとあきれるばかりですが、
最近報道された、厚生年金の標準報酬月額の記録改ざんに
ついて、考えてみようと思います。
舛添厚労相は、組織的関与を事実上認めましたが、
そもそもなぜ、社会保険事務所職員がそのようなことをするのでしょうか。
  ある会社が保険料を相当期間滞納していた。
          ↓
  社会保険事務所側は、何とか保険料を徴収したい。
          ↓
  そこで、遡って安くするから払ってもらおう。
          ↓
  会社側はこれに応じる。

 と、このようなケースが考えられるでしょう。

 会社は、滞納中も従業員の給与からは社会保険料を控除します。
 例えば、1年さかのぼって、標準報酬月額を低く訂正=改ざんした場合、
 会社側は、本来は従業員と折半で支払う保険料の負担が少なくなります。
 
 従業員がわかるのは、給与からいくら社会保険料が引かれているか、
 だけです。自分の標準報酬月額が本当はいくらにされているのか、
 社会保険事務所から知らされることもないし、会社が伝えなければ
 わからないのです。

 個人の社会保険料の変更などの届出は、会社と社会保険事務所の間で
 手続きができてしまうからです。 
 訂正は、2年までさかのぼってすることが出来ます。

 将来もらう厚生年金は、標準報酬に比例します。
 払っていた保険料相当の年金がもらえない、いう事態になってしまうのです。

 記録も消えてしまう、残っている記録も改ざんされている、となれば
 日本の年金制度は信用できないものになってしまいます。

 社労士としては、一日も早く、このような問題を解決していただきたいと
 思います。